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2015.09.10

記憶の曖昧さ

今年も実習生がきています。

自分が実習していた日々からもう2年たったのか…
あのときは自分の病院が実習施設になるなんて思っていませんでした。

実習生の記録を見させてもらうとき、
アセスメントのフレームや領域の定義などを思い出すために
自分の実習記録を引っ張りだして読み返します。
1年ぶりに読み返してみると
「こんなこと書いたっけ?」「こんなこと考えてたっけ?」と
自分がやった看護実践、自分が書いた記録なのに
他人の記録を読むように新鮮な気持ちで読めることに驚く…
あれだけセンセーショナルな体験だったはずの実習さえこんなに忘れるのだ。
「大変だった」とか「充実していた」とか、抽象的な記憶は残っているけど
自分の細かい思考過程や実践は信じられないくらい忘れている。
膨大な記録をまとめる作業は本当に辛かったけれど、
記録に残っているからこそこうやって読み返して思い出す事が出来る。
言葉の力を改めて感じている次第です。
逆に言えば、記録に残っていなければ看護なんて容易に忘れ去られてしまうのだろうな…

臨床で働いている中の記録は、ただの業務的な記録になりがちで
自分の思考過程や看護実践をありありと言語化できていない現実があります。
サーッとながれていく業務の中で、どれだけ看護を記録として残せているのだろうか。

言語化、難しいけど努力しなければなりません。

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