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2013.11.20

生と死の尊厳

今日は久しぶりの授業
多数傷病者災害1コマと、監察医制度2コマ

多数傷病者災害は、秋葉原殺傷事件を中心に
人為災害時の現場医療展開について
当時の現場の状況を写真で振り返ってみると
警戒線が傷病者ギリギリで写真撮られ放題
傷病者の方は晒し者状態…
傷病者の安全と尊厳について考えさせられる写真でした
更にゾーニングや指揮命令系統が混乱していて
東京DMAT隊員の安全すら完全に確保された状況ではなかったことに驚愕…
あたしも一応東京DMAT隊員で出動したこともあり
安全が確認されない限り活動しないもんだと思ってましたが
どうやら実際はそうでもないみたい(汗)
こちらから積極的に状況を確認していかないと
本気で自分の命が危ういのだなと思いました

監察医制度についての授業は、今まで知らなかったとゆうか考えもしなかったことばかりでした!
監察医制度は全国共通かと思っていたら、東京23区が特別だったり
日本において死因の究明が想像以上にいいかげんだったり
災害時における監察医による死因判定の重要性も初めて知りました
そもそも、監察医とそれ以外の医師では患者の死に対する概念が違うんだと思う
多くの医師にとって、死は敗北であり、死亡診断書は事務的な書類に過ぎないけれど
監察医にとって死は患者の最期のメッセージであり
遺体検視・検案によって正しい死因を究明することは患者の尊厳を守ること
『1人ひとりの死を万人に還元する』
『易きに流れてはならない』
この言葉が心に残りました

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